Digital Foundryが「Red Dead Redemption 2」の多彩な新技術にスポットを当てる解析映像を公開
先日、新主人公の登場や前作のプリクエルを描くプロットを示す素晴らしい第2弾トレーラーが公開された期待作「Red Dead Redemption
2」(レッド・デッド・リデンプション2)ですが、新たにDigital FoundryがRockstar
Games初の現世代専用タイトルとなるRDR2の解析映像を公開し、RAGEエンジンの新機能や改善に関する興味深いディテールが明らかになりました。
Digital Foundryが公開した“Red Dead Redemption 2”の解析映像
参考:先日公開された“Red Dead Redemption 2”の第2弾公式トレーラー
https://doope.jp/2017/1069866.html
Digital Foundryが公開した“Red Dead Redemption 2”の解析映像
参考:先日公開された“Red Dead Redemption 2”の第2弾公式トレーラー
- “Red Dead Redemption 2”は、RAGE(Rockstar Advanced Game Engine)エンジンの最新版を使用していると見られ、アンチエイリアスやアルファ周りに(Grand Theft Auto Vにも見られた)RAGE特有のアーティファクトが確認できる。
- 公式トレーラーはPS4版を利用したもので、ネイティブ1080pで動作している。(※ 今のところ解像度やパフォーマンス、PS4 Pro/Xbox One X対応等に関するディテールは未発表)
- Grand Theft Auto VやRed Dead Redemptionに比べて遠景描画距離とLoD、草葉の密度、テクスチャの解像度が改善されている。
- キャラクターや動物のディテールレベルも大きく向上しており、疾走する馬がよだれを垂らすような表現が確認できる。
- 技術の詳細は不明ながら、フェイシャルアニメーションが大きく改善された。また、スキンシェーダーや髪のレンダリング、目のディテール、作り込まれた舌や歯を含む口腔など、3Dモデルの品質も大幅に向上している。
- これまでの作品に見られた衣服のプラスチック的な外観が軽減され、布やファーのシェーダーが改善された。
- “Horizon Zero Dawn”のようなボリューメトリックで動的な雲シミュレーションが導入された模様。
- パーティクル技術が改善され、煙が炎や火花といった動的な光源の影響を受けている様子が確認できる。
- 屋内シーンの床に落ちる強い光が周辺を柔らかく照らす様子が確認できることから、詳細は不明ながら新たなグローバルイルミネーション技術を実装したのではないかと見られている。
- 爆発の光が周辺のオブジェクトの影を生成するなど、影生成周りの改善も見られる
- DoFとアンチエイリアスについては、これまでの作品から目立った改善は認められない。
見事な遠景描写とボリューメトリックな雲の導入が確認できる
車輪から出る火花が機関車の煙に影響を与えている
GI表現と思われるリアルなライティングが確認できる屋内シーン
爆発が放つ強い光がキャビネットの扉の影を生成している
https://doope.jp/2017/1069866.html
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